2015年12月08日

鼻中隔彎曲症を手術で治したお話 その1





この情報を、鼻炎と鼻詰まりに悩むすべての同志に捧ぐ―――。


アレルギー性鼻炎で苦しんだ思い出をたどると、
もっとも昔の記憶は、小学校5年生の頃までさかのぼります。

かんでもかんでも溢れ出る鼻水のために、
手持ちのティッシュを使い切ってしまったんです。
仕方なくノートちぎり、紙を揉んで柔らかくし、
それで鼻を噛み、耐え忍んだあの日。
あのときの情けない想いは、いまでも鮮明に覚えています。

その経験以後、この年になるまで、
ポケットティッシュを過分に持ち歩く癖はいまだに抜けません。


そう。私はアレルギー性鼻炎です。


幼少の頃より、唐突に訪れるこの厄災に対し、
私はただひたすら恐れてまいりました。

ある程度の予兆や原因がある風邪とは違い、鼻炎はとにかく唐突にやってくる。
前日まで何ともなかったのに、朝起きたら鼻がずるずる。
頭が重くて思考ができず、下を向くこともままならない。
これを厄災と言わず、何と言いましょうか。

その当時、鼻炎の薬は「飲むと泥のように眠くなる」ものばかりでした。
薬を飲まなければ何もできず、かといって飲むと眠くなり何もできない。
鼻炎がきたら「詰み」です。試合終了です。
安西監督もバスケットボールをぶん投げる状態です。


もしテストや受験の朝に鼻炎がやってきたら。
そういった恐れとともに、日々を生きておりました。


当時、耳鼻科の先生に言われた言葉を、いまでも憶えています。
「アレルギー性鼻炎ってのは完治しないから、
 そういうものだと思って付き合っていくしかないんです」


この世界に、治らない病気があるのか。
今でこそ理解できますが、当時、
「お医者さんに行けば病気は治る」
と信じていた私にとって、その言葉は横っ面を殴られたような衝撃でした。



―――あれから30年が経ちました。
アレルゲン検査から、自分のアレルギーがハウスダスト(ダニ)であり、
ホコリ等は避けること。
眠くならない鼻炎の薬も出てきたこと。
耳鼻科に行って吸入すれば症状は改善すること。

そういった知識とノウハウ、医療技術の進展をベースに、
鼻炎と「うまく付き合える」ようになった今でも、
私のカバンには沢山のポケットティッシュが詰まっています。

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DSC_0037.png


さて。話は現代に戻ります。

私は、レーザ手術をやってくれる耳鼻科を探しておりました。
このレーザー手術、正確には
「炭酸ガスレーザ手術」
「アルゴンプラズマ療法」
など複数あるようです。

鼻の内部の表面粘膜を人為的に焼き、
凝固してアレルギー反応を起こりにくくするんですね。
手術といっても、麻酔込みで30分程度の日帰り+後日通院してクリーニング、
という比較的負担の軽い治療となります。

私も1年ほど前、このレーザー手術を受けまして、たしかに効果があったんです!
鼻詰まりが起こりにくいし、鼻炎にもならなくなりました!

ただ、1〜2年で元に戻ってしまうので、定期的に施術する必要があるとのこと。
その2回めを受けたくて、しかし引っ越ししたため新しい医院を探す必要があり、
新居近くのレーザーをやってくれる耳鼻科を回っておりました。



ようやく見つけた耳鼻科で、レーザー施術をお願いしたところ、
私の鼻を見た先生が
「あー、これね、鼻の隔壁が曲がってて鼻腔が狭くなってるから、
 レーザーしてもあまり効果ないかもしれませんね」
たしかに、ファイバスコープを通じて見た自分の鼻腔は、
左の穴の奥がかなり狭くなっています。

「これはレーザーの前に、根本的に治したほうがいいかもしれませんよ」
「え、治す方法があるんですか?」
「はい、手術すれば改善します」
「本当ですか!」
「全身麻酔になりますけどね」
( ゚д゚)全身麻酔!!
「1週間ほど入院する必要があります」
( ゚д゚)1 週 間 ! ! ! 

いやいやいや!日帰りや一泊二日ならまだしも、1週間て!
しかも全身麻酔て!ガチ入院じゃないですかー!
それはさすがにハードルが!高い!

「まだお若いから、今後の人生の快適さも考慮して、検討してみてください。
 必要であれば紹介状をお書きしますので」



帰宅し、ゆっくりと検討。
たしかに1週間入院は負担が大きい……。

しかし、それでこの長年の鼻炎が改善されるなら、やるべきではないのか……?
アレルギーが起こってないときでも、鼻呼吸がしんどい時があるし……。
飲酒すると詰まるし……。
仕事も3連休と合わせる形でお休みを取れば、いけるのではないか……?

一度気にしだすと、もう左鼻の呼吸のしんどさが
気になって仕方がないのですよ。

これで日々の生活が変わるのならば……!
うけよう……!
人生初の入院をしよう……!
私、初めてなの……優しくしてね……(麻酔多めにするとか)


後日、紹介状をいただき、入院手続きをすませ、さあ入院です!


鼻中隔彎曲症を手術で治したお話 その2(手術前日) へ続く。









posted by ろじぱら ワタナベ at 00:38 | Comment(3) | TrackBack(0) | 健康
この記事へのコメント
今まさに検討中なんです……!
続きを楽しみにしております!
Posted by at 2015年12月08日 14:04
俺も、よく鼻がつまるんですが
自分で思ってたより大した事なかったんだな、と解りました

口呼吸はキツイんですよねぇ
Posted by エンタ at 2015年12月08日 21:26
>匿名さん
検討の参考になれば幸いですー!

>エンタさん
口呼吸、大変ですよね。
いびきもかきますし…。

私も普段、鼻づまりとは思ってなかったんですが、
意識しはじめたらもう気になって気になって。
Posted by watanabe at 2015年12月09日 12:54
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